レーシックの進歩は、すなわち手術で使われる
装置の進歩と言っても過言ではありません。
ここではレーシックで使われている装置について詳しく見てみましょう。
フラップ形成のための装置
マイクロケラトームからイントラレーザーヘの変化。
レーシックにおいてフラップを作る時に使われているのが
「マイクロケラトーム」という機械です。

木を削る"カンナ"のようなしくみになっていて、刃の部分にあたるブレードの素材にはステンレスやダイヤモンドが用いられています。
このマイクロケラトームをより進化させた技術が
「イントラレーザー」です。

マイクロケラトームではブレードの跡として残る微小なスジが問題とされてきましたが、レーザーを用いてフラップを作るようになったことでこの問題は見事に解決されました。
またフラップをより薄く精密に作ることも可能になり、現在ではこのイントラレーザーを用いた「
イントラレーシック」が主流となりつつあります。
角膜を削る装置
エキシマレーザーからウェーブフロントレーザーヘ。
フラップ作成後に、角膜を削るレーザーとして照射されるのが
エキシマレーザーです。

エキシマレーザーは波長が非常に短く、熱や衝撃波をほとんど与えずに照射された物質を蒸発させることができます。
1回の照射で削られる角膜の量はおよそ0.25ミクロン。
どのくらい照射するかは屈折の度数によって計算され、コンピューターのプログラムによって制御されています。
このエキシマレーザーの次世代を担うものとして期待されているのが
ウェーブフロントレーザーです。

これまでのエキシマレーザーでは不正乱視のような局所的なゆがみを矯正するような照射はできませんでしたが、ウェーブフロントレーザーは
個別の眼の状態に合わせた「カスタム照射」が可能になっています。
最先端のイントラレーシックと組み合わせることで、より精度の高い手術が行えるものとして実用化が進んでいます。